カタログから選ぶ省力化投資の補助「中小企業省力化投資補助制度」についての情報です!
12月22日に中小企業庁から「中小企業庁・小規模事業者等関連 令和5年度補正・令和6年度当初予算案のポイント」が発表されました。基本的な対応の方向性は次のように示されています。
1.物価高、人手不足への価格転嫁対策、資金繰り支援、省力化投資支援
2.GX/DX等の産業構造転換における中小企業・小規模事業者の成長と、持続的な賃上げに繋げる
3.事業承継、社会課題解決、工業用水道整備等による地域経済の活性化
その中で、「中小企業省力化投資補助制度」が注目です!
内容は「人手不足に悩む中小企業等のため、省力化投資に関して、カタログから選ぶような汎用製品の導入への簡易で即効性ある支援を新設」となってます。予め決められたメニューから事業者が選ぶ自動化などの省力化投資への補助と思われ、活用しやすい制度と期待されます。
「中小企業省力化投資補助制度」の補助事業の規模は、総額5000億円と大きな額となっています。既存基金の活用も含めたもので、これまでの事業再構築補助事業の再編とされています。
なお、これまで実施されてきた「事業再構築補助金」については、「執行面での必要な見直しを行う前提で実施」となっており、事業転換等への支援も形を変えて継続されると思われます。
ものづくり補助金、IT導入補助金、持続化補助金、事業承継引継ぎ補助金も継続されます
「中小企業生産性革命事業」として、「ものづくり補助金、IT導入補助金、持続化補助金、事業承継引継ぎ補助金」が2000億円規模(令和5年度補正予算)で実施されます。
補助金の最新情報を提供していきます
このように、令和6年も中小企業庁の補助事業については、大きな規模が確保される見込みです。なお令和6年度予算分については予算成立が前提となります。
これらの補助事業の実施詳細については、今後発表されてきますので是非ご注目ください。このサイトでも随時情報提供してまいります。
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※以上の内容は、中小企業庁HP掲載の「中小企業庁・小規模事業者等関連 令和5年度補正・令和6年度当初予算案のポイント」に基づいています。(https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r6/r5_r6_shokibo.pdf)