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  2. ものづくり補助金R5補正

「ものづくり補助金」最新情報が発表されました!

令和5年度補正予算の「ものづくり補助金」概要が発表されました。大きな特徴は2つです。 
1.「省力化(オーダーメイド)枠」が新設 
2.「成長分野進出類型(DX・GX)」が設定 
 
省力化(オーダーメイド)枠は、人手不足の解消等を目的として、生産プロセス等の省力化の取組が対象です。たとえば、「熟練技術者が行っていた組立工程にAIや画像判別技術を入れ自動組立ロボットで24時間操業ができるようになった」、などがイメージとして示されています。補助上限額は、従業員数により750万円~8000万円(大幅な賃上げを行う場合は1000万円~1億円)となっており、これまでのものづくり補助金より大幅に補助上限額がアップしました。 

成長分野進出類型(DX・GX)は、今後成長が見込まれる分野(DX・GX)の革新的な製品・サービス開発の取組を支援するものです。補助上限額が1000万円~2500万円となり、従業員5人以下の企業で1000万円までの補助が受けられます。これまでのものづくり補助金では、5人以下の企業は750万円まででしたが増額となっています。

注意点

 

注意点は、一定の投資規模がある事業者については交付候補者決定前にオンラインによる「口頭審査」があることと、補助事業実施期間が令和6年12月10日までということです。 口頭審査では、事業計画書に記載のない意思決定の背景やマーケティング調査等について質問される可能性があります。また、事業期間はこれまでのものづくり補助金より短くなっています。したがって、早めの計画策定が必要と思われます。特に補助事業実施期間が短いことから、申請時にはオーダーメイド設備の発注候補先や仕様の詳細を固めておいた方がいいでしょう。

ものづくり補助金まとめ

 

このように、17次以降のものづくり補助金では、「人手不足を解消する省力化」と「成長分野のDX・GX」への補助が拡充されています。このような取り組みを行って事業成長を考えておられる事業者の方にとっては活用する価値のある補助金です。 ものづくり補助金等のご質問・ご相談はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。  

※以上の内容は、中小企業庁の「令和5年度ものづくり・商業・サービス補助金の概要について」(https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/r5/r5_mono_shogyo_service.pdf)に基づいています。応募に当たっては、今後発表される募集要項等での確認が必要です。  

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