「よろず支援拠点OJT研修」を受講しました
いばらき経営研究所(中小企業診断士 䓶木正史)は、「よろず支援拠点OJT研修」を受講しました。
研修は、よろず支援拠点全国本部により開催され、全国各地のよろず支援拠点から15人コーディネーターが参加しました。コーディネーターが、より効果的で適切な課題解決提案を行う支援能力を身に着けることを目的とするものです。
いばらき経営研究所(中小企業診断士 䓶木正史)は、コーディネーターを務めている「山梨県よろず支援拠点」より、本研修に派遣されました。
研修の内容
研修は、よろず支援拠点のモデルとなった「板橋区立企業活性化センター」にて、6月13日~14日に行われました。研修内容は、企業の経営改善の効果的な進め方に関するものです。
経営改善とは、赤字や資金繰りに悩まれる状況にある企業様から経営状況をうかがい把握し、本質的な課題を一緒に考え解決することで、経営状況を良くしていく一連の取組です。
研修では、板橋区立企業活性化センターの中嶋修センター長、菊池事務局長が講師をされ、、板橋区立企業活性化センターでの長年にわたる経営改善支援のノウハウを惜しみなく盛り込んだ講義、ケーススタディが行われました。そして、中小企業の皆様へ経営改善支援を行う目的や意義を理解し、熱意を以て支援にあたることを修得しました。テキストは、中嶋センター長の長年の豊富な経験と情報が盛り込まれた手作りであり、支援現場の実際に即したインフォーマティブで貴重なものです。
さらに、独立行政法人中小企業基盤整備機構の立石アドバイザーから、経営改善支援の視点と支援に当たるうえでの心構えのお話をいただきました。よろず支援拠点のコーディネーターとしての職務を果たしていくことの重要性を改めて認識しました。
2日間の研修では、支援に対する姿勢とノウハウを学ぶとともに、全国各地のよろず支援拠点のコーディネーターの方々とのネットワークを築く良い機会ともなりました。
研修を受けて
研修の終了後に「板橋区創業支援ネットワーク専門員」に任命され、任命書を拝受しました。
この研修で得たものを、山梨県よろず支援拠点での支援業務に活かすとともに、拠点内へ横展開することで企業の皆様により役に立つ支援を行ってまいります。
最後になりましたが、講師の方々、研修の運営を行っていただいた方々に、厚くお礼申し上げます。